スリッパの歴史 – FRONTIER LifestyleShop JP
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こんにちは。

今回は意外と知らない、スリッパの世界~~ということで、簡単にですがスリッパの歴史についてご紹介したいと思います。

 

海外では家で靴を脱ぐ習慣がなく、なじみのない「スリッパ(ルームシューズ)」。

 

発祥は日本だった!のです。

さかのぼること19世紀ごろ、日本は開国をし先進技術を伝えるために外国人が大勢来日しました。その際、西洋人用の宿舎がまだまだ整っておらず、旗小屋や寺社がホテル代わりになりました。

ですが、西洋人は日本の文化なんて知りませんので、玄関で靴を脱ぐ習慣を知らず畳の間に土足で上がってしまい、「無作法だ」と日本文化との違いに各所でトラブルが多発したそう・・・。

そこで、仕立て屋に依頼して靴の上から履く用の「オーバーシューズ」なるものを作りました。これがスリッパの原点です。福沢諭吉はこれを書物の中で「スリップルス」と紹介しています。

 

何かが発明されるときは「困ったこと」から生み出されるものなんですね。

そんな西洋人向けに作られたスリッパは明治時代に西洋文化に憧れた上流階級を中心に広がりましたが、日本人は素足で履く文化になったそう。

 

これが今のスリッパ文化につながっています。

そして再び、世界の人々がこの室内履きとしての「スリッパ」を目にしたのは、航空会社が機内用に提供したことで世界に広がっていきました。

 

とはいえ!まだまだ海外では普及が少ないスリッパ。

そんな「スリッパ」とともに、「スリッパ」という商品だけでなく世界中に日本の文化を広めていきたい!!密かな野望を抱いています。

 

コロナ禍で世界的におうちでの過ごし方が見直されました。そんな時代の変化にともない、私たちのスリッパが世界中の生活を彩る一部になればいいな、と思います。

 

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